ミツバチ知恵袋!みつばちについての雑学をご紹介

ここではマヌカハニーを作ってくれているミツバチについての面白い雑学を紹介します。

蜂がいないと人間は生きていけない?byアインシュタイン

「もしこの地球上から蜂が消えたなら、人類は4年しか生きられない」という言葉を、相対性理論で有名な物理学者のアルバート・アインシュタインが残しているそうです。
この説は、現在も賛否両論ある状況だが、なぜミツバチがいなくなると人類の存続が危うくなるのか。それは主に花粉を媒介するミツバチが絶滅すると受粉ができず植物が育たなくなり、人類が野菜などから必要な栄養分を摂取できなくなるという理屈によるもの。
ただし、米誌Forbesの記事で、生態学者のマイケル・ポコック氏は「ミツバチだけが唯一の花粉媒介者ではなく、ハエ・蝶・ハチドリ・コウモリなども同じ役割を担っている」とした上で、「花粉に群がる昆虫たちが死に絶えた場合、前例のない人類の大量飢餓につながるかもしれないが、それでも人類の終わりではないだろう」と語ったそうです。

ミツバチはどれくらい飛べるの?

食料を探すミツバチは、巣から数kmほど離れたところまで飛ぶことができると言われています。時速24kmで飛ぶことができます。蜜胃一杯に花の蜜を吸ったミツバチは、時速23.4km、蜜胃が空の時には、時速27kmで飛ぶという実験結果があるそうです。

8の字を描いて飛ぶ?

ミツバチは仲間に蜜の場所を知らせるために「8の字」を描いて飛ぶそうです。8の字ダンスとも呼ばれます。

1日の採餌回数は何回くらい?

ミツバチは1日10~15回餌を取りに行っているようです。

ミツバチはものすごく燃費が悪い

ミツバチは蜜胃という蜜を貯めるタンクの中に蜜がなくなるとすぐに動けなくなってしまうようで、他の動物のように多くの栄養をため込むことができません。

雨に弱い?

ミツバチは水に濡れることを嫌い、巣は雨風の影響が少ない場所に作ります。

ミツバチの体温はどれくらい?

巣にいるときは通常36度くらい。飛行中のミツバチの体温は約50度もあります。
ミツバチは体温調節ができませんが、羽をこすり合わせることで体温上昇させることができます。しかし雨などに塗れると途端に飛べなくなります。

ミツバチは刺したときに常に死ぬわけではない?

人を刺すとほとんどのセイヨウミツバチは死んでしまいますが、他のものを刺した場合は死ぬとは限りません。針の返しになっている部分が皮膚に食い込むと、針と内臓がちぎれてしまいますが、昆虫相手に刺した場合は自分を痛めることなく何度も刺せるそうです。

また、針に逆棘があるのは、ミツバチだけです。他のハチは、一度刺しても簡単に針を抜くことができますので、腹部がちぎれることもなく、死ぬこともありません。

女王蜂の死期が近づくとすぐにわかる?

女王蜂の死が近いとフェロモンが消えるため、働き蜂たちはすぐに気が付くそうです。女王蜂が死んだ場合、働き蜂たちはすぐに今ある幼虫から新女王を作ります。生まれて3日以内の幼虫さえいれば、ロイヤルゼリーを与えることにより女王蜂を作ることができます。

針があるのはオス?メス?

蜂には、針のある蜂、針のない蜂がいます。
その違いは、蜂の針は卵を産むための産卵管が変化したものなので、メスの蜂だけに針があります。オスには針はなく、刺すこともできません。

ミツバチが一生で集められる蜜の量は?

ミツバチは蜜を集められる夏の間、約5gの蜜しか集められません。
人生で集められる蜜の量はスプーン1杯分と言われています。
そして花の蜜そのものはサラリと水っぽいものです。この蜜をミツバチは体内へと取り込み、成分を変化させて巣の貯蔵庫へと貯蓄します。巣で貯蔵が行われると、約4倍に濃縮されます。1kgの蜂蜜を作るためには、濃縮される前の量、4kgを集めなければならず、800匹分のミツバチが働いているのです。

スプーン1杯の蜂蜜やマヌカハニー。蜂の一生分の量と聞くと、大切にいただきたいものですね。

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