マヌカハニーの効果効能は?

高い健康効果で注目されているマヌカハニー。
日本では医薬品として認可されておらずまだ研究段階と言えますが、アメリカのFDA(食品医療薬品局)では医薬品としての認証を受けています。
ここではマヌカハニーの効果効能として知られている免疫力強化、風邪やインフルエンザ予防、喉の痛みの改善、胃腸の不具合対策、口内炎、口臭対策、副鼻腔炎の改善などの効果効能について、現在認証されているもの、研究途中のもの、噂だけのものなど最新の研究結果をご紹介します。

先住民族マオリ族が薬用として用いたマヌカ

マヌカハニー ニュージーランド 古くから

「マヌカ」とはマオリ語で「癒しの木」や「復活の木」を意味する言葉で、マヌカの木は古くからニュージーランドの先住民族マオリ族が薬としていろいろな部位が利用されてきました。
葉や樹液を煎じて、肩こりやリウマチ、筋肉痛の薬として塗ったり、風邪をひいたときに吸入したり、うがい薬として使われたり、胃痛の時にも愛飲されていました。 ニュージーランドでは昔から、日常に欠かせない万能薬として、大切にされていました。

マヌカハニーに期待されている効果効能(研究結果)

日本では、医薬品として認められていないため、マヌカハニーの効果効能を断言することはできません。しかし、マヌカハニーが持つ独自の抗菌効果や治療効果は引き続き多くの医学研究の対象になっています。

殺菌作用

マヌカハニーに含まれる抗菌活性成分 メチルグリオキサール(MGO)の働きにより、“ピロリ菌”、“黄色ブドウ球菌”、“緑膿菌”、 “サルモネラ菌”などのバクテリアの殺傷作用があることは多くの論文で発表されています。しかし、マヌカハニーが体内でバクテリアを殺傷するメカニズムは科学的に証明することは、とても難しいようです。現在はこれを証明するために世界中の研究者が研究を重ねている段階です。

抗炎症作用・やけどの治療

マヌカハニーが炎症を抑える効能を持つことは、広く知られています。アメリカのFDA(食品医療薬品局)では、マヌカハニーを塗り薬として医薬品の認可を行っています。患部に薄く伸ばすようにして、直接マヌカハニーを塗るようにしてください。炎症が酷い場合、マヌカハニーを塗った後に包帯を巻くようにすると良いでしょう。

切り傷の治療

マヌカハニーは細胞を活性化する働きがあることが分かっています。傷口の修復を早める効果が認められていて、マヌカハニーの祖国 ニュージーランドではマヌカハニーを湿らせた絆創膏も売られています。またニュージーランドには外科手術の後、傷口が早く綺麗になることから患部にマヌカハニーを塗っている病院もあるようです。マヌカハニー研究の第一人者ピーター・モラン博士は2006年8月21日に東京で行われた講演会で「マヌカハニーが創傷包帯として使用されていたことが、紀元前2200年ごろのパピルスに記されている。紀元前より軟膏や目薬、疫病の薬、潰瘍の治癒などさまざまに活用された記録も多く残っている。」と語っています。
参照:健康美容EXPOニュース  http://news.e-expo.net/news/2006/09/post-372-2.html/

床ずれの治療

細胞を活性化する働きがあることが分かっているマヌカハニーは、天然の殺菌成分メチオグリオキサール(MGO)の働きと併せて床ずれに有効であることが認められています。この場合、患部にマヌカハニーを薄く伸ばすように塗ってください。数日で痛みが引いたという事例があるように、高い効果が期待できます。

風邪、インフルエンザ予防

マヌカハニーを食べている人で最も多いのが、風邪・インフルエンザの予防を目的としたものです。受験生や、風邪薬を飲めない妊婦さん、季節の変わり目に風邪をひきやすい人などが多く召し上がっているようです。

口内炎・ヘルペスの治療

マヌカハニーは塗り薬としてアメリカのFDA(食品医療薬品局)より認可を受けています。これは、マヌカハニーに含まれる抗菌物質メチルグリオキサール(MGO)の働きにより有害な菌を死滅させることが分かっています。口内炎・ヘルペスは体の免疫力が低下したときにできる細菌性のものです。患部に直接塗ると、痛みが和らぐのが分かると思います。またティースプーン1杯を1日に2~3回食べ、体の免疫力を高めることで、口内炎やヘルペスができ辛い体質にしましょう。

副鼻腔炎 の改善

マヌカハニーは塗り薬としてアメリカのFDA(食品医療薬品局)より認可を受けています。これは、マヌカハニーに含まれる抗菌物質メチルグリオキサール(MGO)の働きにより有害な菌を死滅させること、また細胞が活性化されることで傷んだ細胞を修復させることが分かっているからです。副鼻腔炎についても、MGOは鼻腔内の細菌を死滅させ、膿を取り除く効果が期待できます。次の方法で「マヌカウォーター」を作成して鼻に点薬するか、鼻のうがいをすると良いでしょう。

・煮沸した水200mlに対し、小さじ1のマヌカハニー、各小さじ1/4程度の重層と塩を混ぜる。

・上記を煮沸消毒した容器に入れ、フタして冷蔵保存する。

・1週間程度で使い切るようにする。

虫歯、歯肉炎、歯周病の予防

マヌカハニーは塗り薬としてアメリカのFDA(食品医療薬品局)より認可を受けています。これは、マヌカハニーに含まれる抗菌物質メチルグリオキサール(MGO)の働きにより有害な菌を死滅させること、傷んだ細胞を修復させることが分かっているからです。口腔内には様々な細菌がいると言われています。マヌカハニーはこれらを死滅させ、歯茎の再生を行うと言われています。口の中にマヌカハニーを含み、すぐには飲み込まずに口の中の全体にマヌカハニーが行き渡るようにしてみましょう。また、マヌカハニー100%でできたキャンディもお薦めです。ただし、虫歯が治るということはありません。虫歯ができてしまったら、歯医者さんに行きましょう。

咳の改善

マヌカハニーは、炎症を抑える効果があることが分かっています。咳が止まらないとき、ティースプーン1杯程度のマヌカハニーをそのまま舐めてみてください。

整腸作用(便秘、下痢の改善)

山村学園山村国際高等学校 生物部の実験によりマウスにマヌカハニーを投与したところ、腸内フローラの善玉菌の数が4.5倍になり、悪玉菌の数が1/2以下になったという報告があります。これは2017年の日本農芸化学会で発表され、大きな話題になりました。
参照: https://katosei.jsbba.or.jp/download_pdf.php?aid=724

のどのケア

マヌカハニーは塗り薬としてアメリカのFDA(食品医療薬品局)より認可を受けています。これは、マヌカハニーに含まれる抗菌物質メチルグリオキサール(MGO)の働きにより有害な菌を死滅させること、炎症などの傷んだ細胞を修復させることが分かっているからです。また、マヌカハニーに限らずハチミツは保湿力を持っています。のどにいる雑菌を死滅させ、炎症を取り除き、乾燥からも守ってくれるマヌカハニーは、多くのアナウンサーや歌手など、のどを大切にする人の定番アイテムになっています。喉の痛み・イガイガなどの場合には、マヌカハニーをすぐに飲み込まず、なるべく患部に長く滞在させるようにしましょう。現在はマヌカハニー100%で出来たキャンディなども市販されていて、お薦めです。

疲労回復

人類で初めにエベレストを登頂したエドモンド・ヒラリーは、エベレストを登った時にハチミツを持参していたのは有名な話です。エドモンドはニュージーランド人であり、そのハチミツはマヌカハニーだったという噂もありますが、真偽のほどは分かりません。マヌカハニーに限らず、ハチミツは栄養価に優れ消化吸収が早く、人体に素早く取り込まれます。食欲の無い時の栄養補給にも最適です。

世界でマヌカハニーが医薬品認証されている国

  • 1999年オーストラリアでUMFマヌカハニーが医薬品として使われています。火傷や、 褥瘡 などの化膿の治療薬として認可されています。
  • 2010年合衆国食品医薬品局(FDA)がマヌカを成分とする医療用品の流通を許可しました。

マヌカハニー研究の第一人者

ピーター・モラン博士

ピーター・モラン博士(マヌカ研究の父と呼ばれている、微生物学の専門家)によれば、傷の手当にマヌカを利用することの利点をあげています。

  1. 傷口をキレイにする
  2. 傷口の炎症を抑えることですみやかな回復を促す
  3. ほかの両方では快癒しない潰瘍を直す
  4. 植皮に適した創傷床を形成する
  5. 従来の療法に比べ傷跡が目立たない
  6. 傷口の悪臭を抑える

加藤 陽二教授(兵庫県立大学 環境人間学部)

マヌカハニー特有の「レセプトぺリン」を発見した加藤陽二教授。
加藤陽二教授によると、もともとはちみつには抗菌活性がありますが、マヌカハニーは極めて高い抗菌活性成分が含まれています。この主体となっているのが、メチルグリオキサールという成分。マヌカハニーには抗菌のみならず、抗炎症などの機能性も報告されています。

使用上の注意

はちみつを与えるのは1歳を過ぎてから。(厚生労働省)

1歳未満の乳児にはちみつを食べさせると、乳児ボツリヌス症にかかることがあります。
はちみつは1歳未満の乳児にはリスクの高い食品です。
ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。
1歳未満の赤ちゃんにはちみつやはちみつ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしましょう。

ボツリヌス菌とは

ボツリヌス菌は、土壌中などに広く存在している細菌です。ボツリヌス菌が食品などを介して体内に入ると、大人の腸内では他の腸内細菌との競争に負けるため何も起こりませんが、乳児の場合、まだ腸内環境が整っておらず、ボツリヌス菌が腸内で増えて毒素を出すため、便秘、哺乳力の低下、元気の喪失、鳴き声の変化、首の座りが悪くなるといった症状を引き起こすことがあります。ほとんどの場合、適切な治療により治癒しますが、まれになくなることもあります。
1歳未満の乳児いは絶対に食べさせないようにしてください。

参考文献

  • 免疫力が上がる奇跡の「はちみつ」 天然の万能薬 マヌカハニー
    (宝島社 嶋村賢次著)
  • 家族全員強くなる!スーパーはちみつマヌカハニー使いこなしBOOK
    (主婦の友社 佐々木薫監修)
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