知っておくべき赤ちゃんNG食材はこれ!

大人と違って赤ちゃんは食べさせてはいけないものがたくさんあります。
ここでは、赤ちゃんに食べさせてはいけない食材をまとめてみました。

食中毒の恐れがある食材

はちみつ・マヌカハニー

はちみつやマヌカハニーは体にいいイメージがあるかもしれませんが、
1歳未満の赤ちゃんにはちみつやマヌカハニーを食べさせてはいけないことをご存じですか

乳児ボツリヌス症の恐れから
ボツリヌス菌は通常の調理などの熱で、完全に死滅させることができません。
生後1歳未満の乳児は、成人とは異なり腸内環境が整っておらず、
腸管内でボツリヌス菌が定着、増殖すると、
毒素を出して乳児ボツリヌス症を発症させることがあります。

※厚生労働省からも「はちみつを与えるのは1歳を過ぎてから」という指導があります。

黒糖、黒砂糖

身体によさそうですが、ボツリヌス菌がいる可能性があります。

刺身・生魚

2歳未満の赤ちゃんには食べさせないことが無難です。

はちみつ同様、赤ちゃんの腸内環境は大人ほど整っていないため、
生ものは、消化できる準備が整う2歳くらいから、少量ずつ与えましょう。

食中毒への感染を予防する抵抗力が大人とほぼ同じくらいになるのは、12歳を過ぎてからと言われています。
大人は食べても何ともないものでも、子供は敏感に反応する場合があります。

特に気を付けたいのが、
アニサキスによる食中毒です。
アニサキスは寄生虫の一種で、サバ、カツオ、サンマ、アジなどの魚介類に寄生していることがあり、それらを生のまま摂取してしまうと食中毒を引き起こします。

アニキサスが原因で起こる食中毒では、激しい腹痛や嘔吐などの症状を引き起こします。

アニキサスの幼虫は60℃で1分程度、70℃以上では瞬時に死滅されるといわれています。
十分な加熱でアニキサス食中毒を防ぐことができます。

貝類

牡蠣などは熱処理をすれば1歳からとされていましたが、
あさりやはまぐりなどの2枚貝はノロウィルスによる食中毒の心配があります。

アレルギー原因になる食材

アレルギー反応を起こす可能性のある食材にも注意しましょう。
赤ちゃんはどんな食材にアレルギー反応を起こすかわかりません。

重篤な症状の場合は、意識障害、血圧低下などのアナフィラキシーショックなどを引き起こす
場合があります。
アレルギーを起こす可能性の高い食材は、最初は少量から、赤ちゃんの体調が良い時に
食べさせてみましょう。
その食材が原因で体調が悪くなった場合を考えて、病院に行ける日を選ぶといいかもしれません。

表示義務のあるアレルギー7食品

そば、卵、乳、小麦、落花生、エビ、カニ

表示を推奨しているアレルギー20食品

いくら、キウイフルーツ、くるみ、大豆、カシューナッツ、バナナ、やまいも、もも、リンゴ、さば、ごま、さけ、いか、鶏肉、ゼラチン、豚肉、オレンジ、牛肉、あわび、まつたけ

のどにひっかかりやすい食べ物

噛みにくいもの

もち、こんにゃく、ゼリーなど

小さくて丸いもの

ナッツ、豆類、飴など

刺激が強いもの

カレー粉、ソース、コショウ、ウーロン茶、緑茶、炭酸水、にんにく、しょうが

糖分、塩分、脂質が高いもの

チョコレート、菓子パン、マーガリン、スナック菓子など

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